『Die Welt』は3日、「アヤックスのピーター・ボス監督は、ボルシア・ドルトムントの指揮官になることに合意した」と報じた。
先日トーマス・トゥヘル監督が今季限りで辞任することが決まったボルシア・ドルトムント。
その後任候補としてはジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト(フェイエノールト)やルシアン・ファーヴル(ニース)、ユリアン・ナゲルスマン(ホッフェンハイム)、ダヴィド・ワグナー(ハダーズフィールド)などの名前が上がっていた。
しかし今回報じられたところによれば、アヤックスを率いているピーター・ボス氏がボルシア・ドルトムントの監督就任要請を受けいれたという。
記事によれば、ボス監督とアヤックスの間に結ばれている契約には500万ユーロ(およそ6.2億円)の解除条項が付随しているとのこと。
引き抜きを行う場合、ボルシア・ドルトムントはそれを支払わなければならないと考えられている。
かつてジェフ市原でプレーしたことでも知られるピーター・ボス氏は、2016年にアヤックスの監督に就任し、若いチームを率いてヨーロッパリーグ決勝進出を成し遂げるなど結果を残してきた。
ドイツのハンザ・ロストックに所属していた経験もあり、ドイツ語も堪能であるという。