『L'Equipe』は31日、「リヨンはスポーツディレクターとして元ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノを招聘しようとしている」と報じた。

かつて同クラブで目覚ましい活躍を見せた「世界最高のフリーキッカー」が、フロントとして復帰するというニュースだ。

それはもちろん面白い話であるが、それと同時に大きな移籍の噂が書かれている。

記事によれば、リヨンはチェルシーからブルキナファソ代表FWベルトラン・トラオレ(アヤックスにローン移籍中)を獲得しようとしているという。

これはリヨンの会長を務めているジャン=ミシェル・オラス氏も認めており、交渉が進んでいるようだ。

そして、それと同時に行われているのがトレードのプランだ。

トラオレの移籍金は2000万ユーロ(およそ24.7億円)であると言われ、リヨンにとっては支払い難い金額である。

それを安くするために、リヨンはMFコランタン・トリッソをチェルシーへと譲渡するというプランを考えているとのこと。

コランタン・トリッソは1994年生まれの22歳。リヨンの下部組織から育った選手で、今年ディディエ・デシャンによってフル代表に初めて招集された。

2013年にサイドバックとしてデビューを飾ったが、その後中盤に定着。クレマン・グルニエの長期離脱もあって欠かせない存在となり、常にプレーできるタフさを武器に存在感を高めていった。

中盤ならばどこでもこなす応用力、豊富な運動量、そして攻守に渡る幅広い貢献を武器とするオールラウンダーである。そのため人によって語られる強みが全く違うという特徴がある。

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