27日、U-20ワールドカップのグループステージ最終節でイタリアと対戦した日本代表。
試合は開始7分で2ゴールを奪われる非常に厳しい展開となったが、50分までに追い付く粘りを発揮すると、グループ3位で決勝トーナメント進出を決めた。
【速報】堂安がイタリアから超ゴール!U-20日本代表が劇的16強へ https://t.co/FZQ3eJ7SrO
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年5月27日
一時は絶望的な状況にも陥った日本を救ったのは、右サイドの堂安律。
家長、宇佐美らを生んだガンバ大阪ユースの“最新傑作”ともいえるこの18歳のレフティーは、22分にチームの流れを一変させる追撃弾を決めると、後半にはメッシさながらのドリブルであのイタリアDF3、4人を翻弄し同点ゴールを決めたのだ。
※「Youtubeで見る」からご覧ください。同点ゴールは00:42~、逆転ゴールは1:21~から。
この堂安のセンセーショナルな活躍には、どうやらFIFAも惚れ込んだ様子。
FIFAが試合後に配信する公式動画は、基本的に得点シーンが主なコンパクトにまとめられたものだが、今回はゴール以外、それもそこまで決定的でないものまで、堂安絡みのプレーが4度もピックアップされていたのだ(00:53~、01:02~、01:10~、01:40~)。
さらにFIFAは、公式Twitterアカウントでこの動画を紹介する際にこう表現した。
@azzurri @jfa_en 🎥#U20WC HIGHLIGHTS
🇯🇵There's a reason they call him the Japanese #Messi! 😵
⬇️Watch Ritsu Doan's snake-hipped run 🐍https://t.co/IBz45HuMhY pic.twitter.com/YJqBXvMppX
— FIFA.com (@FIFAcom) 2017年5月27日
「これが彼が“日本のメッシ”と呼ばれる理由だ!」
AFC U-19選手権で大会最優秀選手に輝いた堂安だが、そのプレー内容を見ると、必ずしも受賞が相応しいとはいえず、本人もそれを自覚していた。
しかし、この大会でその才能が本物であること、自らが受賞に足るだけの選手であったことを見事に証明している。決勝トーナメント以降の活躍にも期待したい。