イギリス中部の街マンチェスターで発生した爆発事件が世界中に衝撃を与えている。
22日(日本時間23日早朝)、アメリカの歌手アリアナ・グランデさんのコンサートが行われていた会場(マンチェスター・アリーナ)で爆発音があったとの通報があり、若者でごった返す現場は大混乱に陥った。
Video shows people running inside Manchester's Victoria Station after blast reported following Ariana Grande concert https://t.co/oyrooThOrR pic.twitter.com/o5A9Jnr6ER
— ABC News (@ABC) 2017年5月22日
すぐに複数の死傷者が出ていることが報じられ、地元警察はこれまでに19人の死亡が確認されたと発表。さらに約50人の負傷者が出ていること、テロ事件として捜査を進めていることを明らかにした。
移民・難民問題で揺れる欧州は、2015年11月、フランス対ドイツの親善試合が行われていたスタッド・ド・フランス付近で発生した爆破事件を皮切りにテロが相次いでおり、3月にウェストミンスターでテロ事件が起きたイギリスでも治安の悪化が懸念されている。
そんななか、先ほどマンチェスターを拠点とするマンチェスター・シティはSNSを更新。
It's with great sadness we hear of the terrible events at the Arena. Our hearts go out to all affected and to our city's emergency services.
— Manchester City (@ManCity) 2017年5月23日
「アリーナで起こった恐ろしい出来事を聞くと大きな悲しみを感じます。私たちの心は影響を受ける全ての人、そして私たちの街の救急隊と共にあります」
との声明を出した。
また、アメリカ女子代表の「10番」で、今年2月から同クラブでプレーするカーリー・ロイドは、
Sickened by what has happened in Manchester. Thoughts go out to everyone. This is literally right around the corner from me. I am safe. 🙏🏼
— Carli Lloyd (@CarliLloyd) 2017年5月23日
と、自身が安全であることをツイートしている。
事件が発生したばかりとあってまだ反応はわずかだが、これからサッカー界への影響も気になるところだ。