『Independent』は21日、「マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、グレアム・スーネスのコメントに反論した」と報じた。

このところ怪我人に悩まされているユナイテッド。今週半ばにはヨーロッパリーグの決勝戦を控えており、プレミアリーグ最終節ではほぼリザーブのメンバーで戦うという選択をした。

なお、ユナイテッドは今季結局64試合の公式戦を戦うことになり、世界でも屈指のハードスケジュールであった。

しかし『Sky』に出演した評論家のグレアム・スーネス氏は以下のように話し、疲れているという理由が理解できないと語ったのである。

グレアム・スーネス

「ヨーロッパのカップ戦で決勝にまで進出すれば、多くの試合に対処しなければならない。それはサッカーにおいて新しいことではない。

私は疲れを感じたことなどなかった。成功すればするほど、もっとプレーしたくなった。次の試合を待ちきれなかった。

疲れを口に出すことを続ければ、選手がうまくやれない理由を絶えず探すことになる。

人々は『サッカーは変わった』と口に出す。しかし、そんなに変わったか?」

それに対して、ジョゼ・モウリーニョ監督は以下のように話し、スーネス氏に反論したとのこと。

ジョゼ・モウリーニョ

「サッカーのメディアで働いている専門家が、『マンチェスター・ユナイテッドの選手が何故疲れているのか理解できない』と言っていたのを見たよ。

もしそれらの兆候を忘れ去ったり、サポーターから見える真実を覆い隠そうとするならば、それは専門家として不誠実だね。

まあ、もし彼らの監督としてのキャリアが酷いものであったとしても、私の失敗ではないからな」

なお、スーネス氏は以前から彼との舌戦を何度か行っており、おおよそモウリーニョが「監督としては私のほうが上なのだが」と反論するのが伝統芸となっている。

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