14日に行われたベルギー1部の優勝プレーオフ第8節で、ヘントの久保裕也がまたしてもゴールを記録した。

シャルルロワとのホームゲーム。1点を追う40分、相手のハンドによってPKを獲得したヘントは、8試合連続で先発出場となった久保をキッカーに指名する!

お見事!

欧州のスタジアム特有の緊張感に包まれる中、この1対1の“異空間”を完全に支配していたのは久保だった。

シュートのコースこそやや甘かったものの、ちょっとした体の向きやフェイクに惑わされた相手GKニコラ・ペネトーは金縛りにあったかのようにその場から動けず、強烈なシュートをただ見送るしかなかった。

久保はこれが2試合連続ゴールで、今冬の加入以来15試合10得点目。2011年にJ2・京都でプロデビューした久保は昨季、スイスのヤングボーイズで自己新となる9ゴールを記録したが、ヘント加入からわずか半年でこれを更新した形だ。

また、プレーオフに限定すると久保はこれで5ゴール目となり、得点ランクで首位に立つクルブ・ブルッヘのコロンビア人FWホセ・イスキエルドに並んでいる。

試合は1-1の引き分けに終わり、残念ながらヘントが逆転で優勝する可能性は完全に消滅したが、残り2試合、絶好調の久保はどこまでこの数字を伸ばしてくれるだろうか。

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