シーズン大詰めを迎えている欧州フットボールシーン。優勝や残留、そしてCLやELへの出場権を巡って、熾烈な戦いが展開されている。

そんななか、『Walesonline』が気になる情報を伝えていた。

なんでもフットボール史上初めて、大学生チームが欧州の主要コンペティションに参加するかもしれないという。

話題となっているのは、ウェールズ1部リーグ。すでにレギュラーシーズンは終了し、現在はプレーオフが行われている。

UEFAヨーロッパリーグの出場権(予選1回戦から)を懸けた3~7位チームによるプレーオフも残すところ1試合。決勝のカードは、バンガー・シティ(4位)対カーディフ・メトロポリタン大学FC(6位)となった。

カーディフ・メトロポリタン大学FCは、その名の通り大学生からなるチームだ。

カーディフ・メトロポリタン大学FCは今季1部に昇格したのだが、もしバンガーを打ち破れば、ELに出場することになる。ただ、彼らは当然ながらアマチュアで、ユニフォーム代も自腹だそう。

クリスティアン・エドワーズ氏(カーディフ・メトロポリタン大学フットボール・ディレクター)

「我々は学生だけでプレーしている。

彼らは給与を貰っていないし、クラブでプレーするために各自が年間150ポンド(2.1万円)を支払わなくてはならない。ユニフォームと試合日のためにね。

プレーしたいと来るのは本物の学生たちだ。だが、我々はプロフェッショナルな雰囲気を作ろうとした。

今週、もし勝った場合のドロー抽選についての情報が送られてきた。(相手になる可能性があるのは)レンジャーズ、アバディーン、マッカビ(・テル・アヴィヴ)、AIK、ディナモ・ミンスク。

だが、我々はまずはバンガー戦に集中しなければいけない」

注目のバンガー対カーディフ・メトロポリタン大学FC戦は、現地時間13日に行われる。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介