オランダサッカー協会(KNVB)は9日、「新たな代表監督としてディック・アドフォカート氏を任命した」と公式発表した。
ディック・アドフォカート氏は1947年生まれの69歳。これまで様々なクラブや代表チームを率いてきたことで知られる大ベテラン指導者である。
オランダ代表には1992〜94年、2002〜2004年と2回就任。アシスタントを含めれば5回仕事をしている。
彼は昨年からフェネルバフチェを率いているが、シーズン終了後に指導者業から離れると宣言していた。
ところが今回オランダ代表からの話を受けてそれを撤回。低迷するオランイェを救うために仕事を続ける決断を下したようだ。
なお、2015年に退任したフース・ヒディンクが68歳だったため、アドフォカート氏は歴代のオランダ代表監督の中で最年長記録となる。
アシスタントはルート・フリットが務めることが決まっており、現場を担当することとなる。
オランダ代表はEURO2016の出場を逃している他、ワールドカップ予選でも不振が続いており、ダニー・ブリント監督が3月に解任されていた。