『Reuters』は2日、「スウェーデン1部のAIKソルナは、アレクサンデル・イサクをボルシア・ドルトムントに移籍した際の違反行為が明らかになった」と報じた。
今年1月にAIKからドルトムントへ移籍したイサク。『NEXTイブラヒモヴィッチ』とも呼ばれる17歳の大型ストライカーである。
その取引では900万ユーロ(およそ11億円)がクラブ間で動いており、2022年までの契約をドルトムントとの間で結んでいる。
しかし、どうやらその取引には違反行為があったことが明らかになったようだ。
この取引に関して、AIKソルナは移籍を仲介した業者に報酬を支払っていた。
FIFAのルールにおいては、18歳未満の選手の移籍に関して仲介業者に金銭を支払うことを禁止しているため、これは規約に抵触する行為だった。
これによってAIKは35万クローネ(およそ445.3万円)の罰金を支払うことを命ぜられたとのことである。
なお、5月16日までAIK側には控訴の権利が残されているため、罰則についてはまだ確定してはいない。