ここまでのJ1で11位につける清水エスパルス。
8試合を終え3勝2分3敗、11得点10失点となかなか評価が難しい成績だが、それでも犬飼智也や松原后ら若手選手の台頭は著しい。また土壇場でのゴールも多く、昨シーズンのJ2で培った“勝負強さ”も感じさせる。
そんな清水における直近10得点の内訳を見てみると、あることに気付く。
▼J1第3節 アルビレックス新潟戦
76分:鄭 大世
90+3分:松原 后
→0-2で清水が勝ち
▼J1第4節 鹿島アントラーズ戦
41分:金子 翔太
71分:白崎 凌兵
→2-3で清水が負け
▼J1第5節 ジュビロ磐田戦
90+4分:鄭 大世
→3-1で清水が負け
▼J1第6節 柏レイソル戦
65分:鄭 大世
90+2分:ミッチェル・デューク
→0-2で清水が勝ち
▼J1第7節 大宮アルディージャ戦
87分 白崎 凌兵
→1-1で引き分け
▼J1第8節 川崎フロンターレ戦
14分:金子 翔太
90+5分:チアゴ・アウベス
→2-2で引き分け
そう、直近10得点のうち実に5ゴールが「87分以降」に生まれたものなのだ!
なかでも第7節、第8節は2試合連続で試合終了間際に同点ゴールをあげており、土壇場での得点が目立つ。
また、ミッチェル・デューク(第6節で得点)とチアゴ・アウベス(第8節で得点)はともに途中出場からすぐにゴールを奪っており、小林伸二監督の采配も冴え渡っている。これは中盤戦にかけておもしろいチームになりそうだ!
そんな清水だが、ルヴァンカップではここまで2連敗中。26日(水)、初勝利を目指しベガルタ仙台と対戦する。