セリエA第33節、ミランはサン・シーロでエンポリと対戦した。日本代表MF本田圭佑は、88分にスソに代わって投入された。

本田がセリエAに出場するのは、昨年12月のローマ戦以来のこと。ミランでの試合出場も1月のコッパ・イタリア以来と久々のことだった。

この日のミランは前半に先制を許すと、後半に迎えたPKのチャンスをスソが痛恨の失敗。その後追加点を許す厳しい展開だった。

本田が投入された時点で1-2と1点差に迫っていたが、7分のアディショナルタイムの間にも追いつけず…。そのままのスコアで敗れてしまった。

本田にはいいチャンスが訪れるシーンもあったのだが、シュートではなくパスを選択し、得点には繋がらず。試合後、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は久々の起用の理由についてこう述べていた。

ヴィンチェンツォ・モンテッラ(ミラン監督)

「ホンダは偉大なプロフェッショナルだ。

スソが少し疲れているように見えたので、ケイスケなら違いを作り出せるだろうと思った。

彼は自分がこのグループの一員であると感じていることを示したよ」

17位エンポリに敗れたミランは、現在6位。残り5試合で5位アタランタとの勝点差は5ポイントとなっている。

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