今夜、ウェンブリー・スタジアムで行われるFAカップ準決勝、アーセナル対マンチェスター・シティ。

それを前に『Guardian』が興味深い話題を伝えていた。なんでもアーセナルMFメスト・エジルが、シティの選手を手助けしていたという。

その選手とはルロイ・サネ。昨夏シティ入りした21歳のドイツ代表ウィンガーだ。

ルロイ・サネ(マンチェスター・シティFW)

「初めてドイツ代表に招集された時、メストは僕のことを世話すると決めてくれた。

僕が何か問題を抱えているなら助けるよと言ってくれたんだ。

そして、実際にそうしてくれた。相当に助けてもらったよ。

今では定期的に電話をしているし、友達としてロンドンで会うこともあるんだ。

彼は僕よりちょっと年上だけど、時に子供みたいになる。特にカリフォルニアで過ごしたオフではね。

僕らは観光名所に行って、気候を楽しみ、できるだけフットボールのことを話さないようにした。

でも電話では自分のキャリアについての議論もするよ。

先輩を持つってのは時にいいものさ。多くの経験をしているからね」

サネは96年生まれ、エジルは88年生まれ。年齢差はあるものの、休日を一緒に過ごすなど「兄貴と弟」というような関係を築けているようだ。

ちなみに、2人はともにシャルケで育成された選手であり、出身地も15キロほどの距離と非常に近い。そういったこともあって可愛がっているのかもしれない。

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