先日、上海申花で「世界最高額」の給与を受け取っていると言われるFWカルロス・テベスの行動が大きな話題になった。

AFCチャンピオンズリーグの予選でブリスベン・ロアに敗れた上海申花は、国内リーグでも苦戦している。

開幕戦の江蘇蘇寧戦では勝利を収め、テベスもPKで中国での初ゴールを決めてみせた。

しかしそれからチームは3試合勝利から見放され、成績は低迷。15日の長春亜泰戦でついに勝利したが、そこにテベスの姿はなかった。

表向きには怪我であるとされていたのだが、彼は試合の同日にディズニーランド上海を訪れていた。その写真が話題となり、大きな批判を巻き起こした。

週に60万ポンド(およそ8030万円)以上を受け取っているというテベスであるが、ここまでは全くその期待に応えられていない。

『お金を得たテベスは、彼の強みであった情熱と強靭さを失い、もはや諦めない人物ではなくなった』とも評価されている。

選手にとっていい場所となるのか、キャリアを破壊するものとなるのか?中国についての議論が再び大きく巻き起こる中、また一人のスターにアジア行きの噂が駆け巡っている。

それは先日チェルシーからの退団が決定したジョン・テリーだ。彼には何と1年2000万ポンド(およそ26.8億円)というとんでもない給与が準備されているという。

アメリカ・メジャーリーグサッカーや中東と共に、引退を目前としたベテランの行き先として重要な存在となりつつある中国。

しかし、サッカー選手のキャリアとして考えた場合には、まだ中国や中東のリスクは大きいように思われる。テリーは最後の舞台としてどこを選ぶのだろうか?

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