『Liverpool Echo』は13日、「ジェラール・ウリエ氏は、スティーヴン・ジェラードに下積みをしろとアドバイスした」と報じた。
かつてリヴァプールを率いてカップ・トレブルを獲得したウリエ氏。現在はレッドブル社のグローバルフットボール部門のチーフを務めている。
彼は教え子でもあるジェラードについて以下のように話し、ジダンのようにちゃんとステップを踏んでいくことが大切だと指摘した。
ジェラール・ウリエ
「私がスティーヴィーにアドバイスをするとすれば、様々なステップを踏んで行けということだよ。
ジネディーヌ・ジダンは今レアル・マドリーを率いている。しかし、それまでの4年間はユースで指導を行ったし、その後はリザーブを率いた。そして、カルロ・アンチェロッティのアシスタントも務めた。
それから、彼はリザーブに戻って指揮した。そしてようやく準備が完了したのだ。同時にライセンスを取得し、自分自身を整えていた。
忍耐が必要になるんだよ。選手の人生のようにはステップを踏めない。選手の心のままでコーチになることも出来ない。
もしスティーヴィーが忍耐を持ち、色々なステップを踏んでいけば、彼はユルゲン・クロップの仕事を引き継ぐ次期監督になるだろう」