『Tuttosport』は8日、「インテルは夏のマーケットでMFマルセロ・ブロゾヴィッチを中国に売る可能性がある」と報じた。
クロアチア代表のブロゾヴィッチは、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、チェルシーなども関心を寄せているというMFだ。
彼には1月のマーケットで中国から大きなオファーが舞い込んでいたと言われるが、それは最終的に拒否されていた。
しかしながら、インテルは現在来季に向けたプランの中でブロゾヴィッチの売却を検討しており、その場合は中国が取引先になるという。
オファーを準備しているのはファビオ・カンナヴァーロが率いている天津権健で、移籍金は3000万ユーロ(およそ35.1億円)になるとのこと。
インテルは今季中国の蘇寧グループに買収されたことで大きな資金力を得ているが、収入と支出とのバランスを整えなければファイナンシャル・フェアプレー制度によって罰則を受けてしまう。
そのため、インテルは3000万ユーロという金額を提示するであろう中国への売却を再優先に考えているという。