『IB Times』は7日、「バルセロナは、ミランに所属しているFWジェラール・デウロフェウを買い戻す準備を整えた」と報じた。

ジェラール・デウロフェウは1994年生まれの23歳。バルセロナの下部組織では「天才アタッカー」として高い評価を受けた選手である。

2013年にエヴァートンへとローン移籍してプレミアリーグで活躍を見せ、むしろ他のクラブから大きく関心を集める存在となった。

そして2015年にはエヴァートンに完全移籍し、今季は冬のマーケットでACミランへとローンで加入している。

既に保有権はバルセロナからエヴァートンに移っているのだが、彼の契約にはバルセロナによる買い戻し条項が付随している。

そして、今夏のマーケットでバルセロナはそのオプションを行使することを決め、そのために1200万ユーロ(およそ14億円)を投じる準備を整えたという。

既に先月バルセロナのロベルト・フェルナンデス氏がスペイン代表監督フレン・ロペテギ氏との会話で「デウロフェウを買い戻すことを検討している」と示唆していたと言われている。

アルダ・トゥランやパコ・アルカセルの去就が不明瞭な中、バルセロナはミランで復活したデウロフェウの存在に目をつけたとのことだ。

また、最悪デウロフェウがバルセロナでのプレーを拒否したとしても、おそらく買い戻しにかかったコスト以上で売れるという算段があるらしい。

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