『Times』は30日、「国際サッカー評議会(IFAB)のテクニカルディレクターを務めるデイヴィッド・エレレー氏は、『ペナルティゴール制度』が検討されていることを認めた」と報じた。
この『ペナルティゴール制度』が適応されるのは、決定的なシュートがハンドによって防がれた場面である。
例えば2010年ワールドカップのウルグアイ対ガーナでルイス・スアレスが行ったような「意図的なハンドでゴールを守り、PKに逃れる」という手法を封じることが狙いだ。
この『ペナルティゴール制度』では、その場面ではガーナ側の得点が認められることになる。
これはビデオ判定とセットで考えられており、ハンドがなければ必ずゴールが決まっていたと認められる場面で適応されるという。
デイヴィッド・エレレー氏は以下のように話し、このルールを実施するためにビデオ判定が役立つだろうと語っている。
デイヴィッド・エレレー
「IFABは25の領域において試合の公平性を高めようとしており、ハンドボールのルールはその一つだ。
2010年ワールドカップのガーナ戦で、ウルグアイのルイス・スアレスがハンドによってゴールを防いだ。そのような場面について議論している。
多くの人々がゴールだと認める場面で、なぜそれを認められないのか?ビデオ判定がそれらの助けになるだろう。
一部の人々はまだこのアイデアに反対している。しかしながら、それはまだ深い議論が必要になるものだろう」