『Ghanasoccernet』は29日、「元ガーナ代表MFエマニュエル・フリンポングは、スウェーデンに来たくはなかったと話した」と報じた。
今年25歳になるフリンポング。先日スウェーデン1部リーグに昇格したばかりのAFCエシルストゥーナに加入し、北欧でキャリアを続けることを選択した。
若い頃に受けた期待に応えられないまま中堅になってしまったフリンポングは、本当はスウェーデンに来たくはなかったと語ると共に、それでもプレーしたかったと明かした。
エマニュエル・フリンポング
「もし正直になってくれと言われれば、ここ(AFCエシルストゥーナ)は僕がプレーしたい場所ではなかったよ。
しかしながら、最も重要なのは、僕が自分のサッカーを楽しむことだった。そして、試合でプレーすることだったんだ」
「良い天気が好きじゃない…なんて言えないよ!でも色々な国でプレーしたいんだ。子供の頃からイギリスでプレーしてきたから、色々な文化を経験したい」
かつてアーセナルでプロデビューを果たし、大きな期待を受けたフリンポング。
しかしガーナ代表では活躍できず、イングランドを離れた後はロシアで人種差別にも苦しむことになった。
昨季はアルセナル・トゥーラでプレーしたがわずか3試合の出場にとどまり、なかなかちゃんとしたキャリアを構築できずにいる。
クラブの歴史上初めてスウェーデン1部リーグに昇格したエシルストゥーナで、復活を果たすことができるのだろうか?