プレミアリーグでプレーする若手選手がやっていた救助劇について、『The Sun』が伝えている。
それによれば、当事者になったのは、サンダーランドに所属する23歳のFWダンカン・ワトモア。
彼は恋人であるソフィーと訪れたカリブ海のバルバドスで、ある事故に巻き込まれた。2人も乗ったモーターボートと船が接触。ワトモアは自らも海に放り出されながらも、3人の救助にあたったという。
助けられた3人のうちのひとり
「怖ろしかった、生死にかかわるものだった。
ひどいことにならずにラッキーだったよ。
ダンカンは皆をボートに引き上げるのを助けていた。彼は素晴らしかったよ」
また、3人のうちひとりの女性は足にひどい裂傷を負ったものの、ワトモアは自分が着ていたTシャツで止血を行ったという。
昨季プレミアリーグ23試合に出場したワトモアは、今季はスタメン起用される機会も増加していた。だが、昨年12月のレスター戦でヒザの前十字靱帯を損傷しシーズン絶望に。夏からリハビリを進めることができるように、デイヴィッド・モイーズ監督は先月彼に休暇を与えることを許していたそう。
事故はその休暇中に起きた。釣りを終えて帰るワトモアとソフィーらが乗るボートを、相手の船が見落としたことで接触してしまったそう。
(ボートに乗っていた?)目撃者
「船は高速で移動していた。
(相手の船は)我々のことを見て方向を変えるだろうと思った。だが、その時には接近していた。
気が付くと突っ込んできていた。ボートは真っ二つに壊れたよ。全員が海に投げ出された」
幸いワトモアとソフィーに怪我はなかったという。
ちなみに、一昨年にニューカッスル大学を素晴らしい成績で卒業したワトモアはインテリな選手としても知られている。