『Calciomercato』は27日、「ACミランとボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツとの交渉が口頭での合意に達した」と報じた。

セアド・コラシナツは1993年生まれの23歳。カールスルーエやホッフェンハイム、シュトゥットガルトのユースを経て、シャルケ04でプロデビューを果たしたドイツ生まれの左サイドバックだ。

2013年からはルーツを持っているボスニア・ヘルツェゴビナの代表選手として国際舞台でも戦っており、2014年ワールドカップにも出場している。

彼に対してはユヴェントスやチェルシー、バイエルン・ミュンヘンなども関心を寄せていると言われ、契約が今季限りであることもあって、今夏のマーケットで注目の存在となっていた。

しかし今回の記事によれば、彼の代理人は今回ミランのディレクターを務めているマルコ・ファッソーネとマッシミリアーノ・ミラベリとの間で会談を行い、口頭で条件に合意したという。

その内容は、契約期間が4年、給与は年200万ユーロ(およそ2.4億円)で、1年延長のオプションがつくものだとのこと。

現在中国系コンソーシアムとのクラブ売却交渉がうまく進んでいないミラン。しかしここでフリーエージェントの選手を獲得することが出来たとすれば、大きな補強の一つになりそうだ。

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