先週末に行われたブンデスリーガの第25節。
ボルシア・パルクで行われたボルシアMG対バイエルン戦でのフェアプレーに称賛の声が集まっている。
後半、ティアゴ・アルカンタラのタックルでヨナス・ホフマンが倒れたというシーン。
主審のトビアス・シュティーラーはプレーを止め、バイエルンのファウルという判定を下す。ボルシアMGとしては、得点のチャンスだった。
これにティアゴは猛抗議。それもそのはず…
ティアゴのスライディングはホフマンに当たっておらず、シミュレーション気味に倒れたからだ。
するとホイッスルが鳴った後、ホフマンはファウルがなかったことを認め、判定が覆ったのだ。このフェアプレー精神に免じてかホフマンにはイエローカードが提示されず、主審のシュティーラーやティアゴ、ハビ・マルティネスらは握手を求めていた。
試合後、ホフマンはこのシーンについて「もしもあのまま試合が続き我々が得点しても、大きな騒動となっていただろう」と振り返り、正直に打ち明けた理由について明かした。