今週ミッドウィークに開催されるAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第3節。
前節、ムアントン・ユナイテッドに敗れた鹿島アントラーズはホームでブリスベン・ロアーと対戦し、3-0と快勝した。
この試合で先制ゴールを奪ったのは、目下売り出し中のFW鈴木優磨。前半終了間際といういい時間帯に結果を残し、前節のPK失敗を払拭した。
43分、右サイドでボールを持った伊東幸敏が積極的な仕掛けから縦に突破しクロスを送ると、中で待っていた鈴木がこのボレー!ニアサイドの非常に狭いコースに叩き込んだ。
そんな鈴木のゴールを演出したのはリオ五輪に向けた日本代表候補にも選ばれていた伊東。
実は、先週末に行われた横浜F・マリノス戦でも、高精度のクロスから鈴木のゴールを演出している。
伊東が鈴木にアシストするのはこれで2試合連続。「黄金コンビ」の予感させる2人の関係性だ。
両選手はトレーニングの際からいい連携を見せているようで、鈴木によれば「そこは伊東選手と練習後に残って練習しているので、意思疎通が取れたゴールだと思います」とのこと。
この日は日本代表のヴァヒド・ハリルホジッチ監督が視察に訪れていたのだが、そのことを問われた鈴木は「今はまだ自分のチームでスタメンでもないですし、もっといっぱい点を取れるように頑張ります」と謙虚なコメントを残している。