アジアサッカー連盟(AFC)は19日、香港1部リーグの東方足球隊で監督を務めているチャン・ユエンティンのインタビューを掲載した。

チャン・ユエンティンは1988年生まれの28歳。2015年のシーズン途中に中国へと去った監督の後を継いで東方足球隊の監督に就任女性として初めての男子プロリーグを制覇した監督になった。

さらにAFCチャンピオンズリーグ予選を勝ち抜き、大会の歴史上初めての参加となる女性監督にもなった。

グループGで広州恒大、水原三星、川崎フロンターレと対戦することになったチャン・ユエンティンは以下のように話し、ACLでの戦いに意欲を見せた。

チャン・ユエンティン

(広州恒大、水原三星、川崎フロンターレというグループについて)

「抽選の前の段階で日本、中国、韓国のチームと対戦することは分かっていましたし、難しいグループになることを予想していました。

広州、水原、川崎とアジア最大級のクラブを相手にすることになり、東方足球隊とのレベルの差も理解しています。

しかし、サッカーで不可能なことは一つもありません。対戦相手や試合から学ぶこともいい機会だと思っています。結果が良いものか、あるいは失望するものかにかかわらず、我々はともに全てをやり遂げます」

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