『SBS』は16日、「オーストラリア代表DFライアン・マッガワンの父親が殺人罪で終身刑の判決を受けた」と報じた。

ライアン・マッガワンは1989年生まれの27歳。オーストラリア生まれであるが、その後スコットランドに渡ってプレーし、ハーツ時代に代表デビューを果たしたディフェンダーである。

その後は山東魯能、ダンディー・ユナイテッドに所属。先日まで河南建業に所属していたが、1月末に契約が解除されている。

また、弟のディラン・マッガワンも出身地のクラブであるアデレード・ユナイテッドでプレーしているプロ選手である。

息子たちはオーストラリアでも屈指の選手として名を上げているが、一方父親のジェームズは現在スコットランドで身柄を拘束されている。

容疑は1999年に義理の兄弟オーウェン・ブランニガン氏を刺殺したというもの。動機は『家族が犯されたと信じたことによる復讐』である。被害者は首や体の11箇所を刺されていた。

当時は証拠不十分のために釈放されていたが、2012年にオーストラリア側から重要な情報がもたらされたことで新たに捜査が行われ、その結果再び逮捕された。

そして昨日エディンバラの高等裁判所で審理が行われ、ジェームズには終身刑が言い渡された。

ライアンとディランはこの判決にショックを受けているとのことだが、アデレード・ユナイテッドのアモール監督は家族に対するサポートを表明した他、週末の試合にもプレーしてくれることを確信していると語ったという。

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