『Daily Star』は7日、「エヴァートンのベルギー代表FWロメル・ルカクは、古巣であるチェルシーに戻りたいと熱望している」と報じた。
10代でチェルシーに引き抜かれたものの、その後WBAへのローン移籍を経てエヴァートンへ移ったルカク。
2014年にはクラブ最高額となる2800万ポンド(およそ38.6億円)で完全移籍を果たし、本格的にマージーサイドへと活躍の場を移した。
エヴァートンでは今季で4年目となるが常に2ケタ得点をキープしており、今季に至っては23試合で16ゴールと最も早いペースでネットを揺らしている。
昨年新たにミーノ・ライオラ代理人と契約したルカクは、ヨーロッパの大きな舞台で戦いたいという意欲を隠していない。
そして、彼が最も移籍したいと考えているのが、かつて所属していた古巣チェルシーであるという。
アントニオ・コンテ監督率いるチェルシーでは、スペイン代表FWジエゴ・コスタが夏に中国へ移籍するのではないかという噂がある(本人は否定しているが)。
売却された場合は8500万ポンド(およそ117.3億円)になるとも言われており、ルカクの契約解除条項に設定されている8000万ポンド(およそ110.4億円)を支払える額である。
先日、「チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、バレンシアのポルトガル代表DFジョアン・カンセロとルカクの獲得を希望している」とも伝えられており、夏の動きが注目されそうだ。
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