セリエA第23節、トリノ対エンポリ戦は1-1の引き分けとなった。
トリノはエースFWアンドレア・ベロッティのゴールで幸先よく先制するも、前半終了間際に痛恨の失点を喫してしまった。
DFアルリンド・アイェティのバックパスが、雨に濡れたピッチで急停止!GKジョー・ハートが慌てて飛び出すも間に合わず、相手FWマヌエル・プッチャレッリに押し込まれてしまった…。
プッチャレッリのラッシュとコントロールも見事だったが、なんとも不運な形だった。
後半にはイアゴ・ファルケのPK失敗もあり勝ち越せなかったトリノは、2017年になってからいまだに勝利がない。
シニシャ・ミハイロヴィッチ(トリノ監督)
「不運にも我々は今季4つものPKを失敗している。
アデム・リャイッチ、イアゴ・ファルケ、ベロッティ、我々には3人のPKキッカーがいる。
(キッカーを巡って)彼らがいつも口論してミスし続けるのを見るに、今後はベロッティだけが蹴ると私には言うことができる。
我々は厳しい時を過ごしている。だが、長いシーズンにおいては普通のことだ。
何よりも大事なのは、この状況からできるだけ早く抜け出すことだ」
「アイェティはあのミスにうなだれていたよ。
ピッチがああいうコンディションなら、もっと強く蹴るか浮かせるかにすべきだと伝えた。
芝の状態は我々の助けにならなかったが、全ての試合で我々は大きなミスをしているように思える。
私が選手を責める時、そうするのは彼らがそれを扱えると思っているからだ。
誰もが同じではない。私がその選手をどう扱うかは、彼らのパーソナリティによる」