『ABC』など各メディアは、「国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、全北現代モータースに言い渡されていたACL出場停止処分が妥当であると認めた」と報じた。
昨年AFCチャンピオンズリーグを制覇し、クラブワールドカップにも出場した全北現代。しかし、9月にはかつてスカウトが審判に賄賂を支払っていたことが判明し。Kリーグで9ポイントの勝ち点剥奪処分を受けていた。
国内リーグではその時点でも首位を守っていたものの、最終節で高萩洋次郎(現FC東京)も所属していたFCソウルに屈し、2位という結果に終わっている。
これによってAFCチャンピオンズリーグの出場権は獲得したが、規約で「試合結果を操作しようとしたクラブは1年間の出場禁止となる」と書かれていたことから、複数の委員が処分を提案。最終的にAFCは全北現代の出場権を剥奪した。
しかし、全北現代はこの判定を不服としてスポーツ仲裁裁判所へと訴えを起こす。これが受理されれば処分は保留となり、少なくとも今季は出場できるという形となる。
審判買収の韓国チーム、ACL追放の処分延期を狙い裁判へ https://t.co/YcmzKWQs8f
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年1月27日
だが、最終的にスポーツ仲裁裁判所はこの訴えを受理しないことを決め、全北現代の出場停止は妥当であると認めた。
これによって、全北現代が入っていたグループHの出場権は済州ユナイテッドに移り、プレーオフには蔚山現代が繰り上がることとなる。
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