バイアー・レヴァークーゼンは、トルコ代表MFハカン・チャルハノールがFIFAから4か月の出場停止処分を下されたと発表した。
Hakan Calhanoglu has received a 4-month suspension from FIFA
We're standing by you, @hakanc10!
More details coming shortly... pic.twitter.com/tlzcHKzCVa
— Bayer 04 Leverkusen (@bayer04_en) 2017年2月2日
処分の原因となった件は、2011年にまで遡る。当時カールスルーエに所属していたチャルハノール(未成年だった)は、一旦は移籍についてトラブゾンスポルと合意。だが、その後カールスルーエとの契約を延長すると、結局はハンブルガーSVへ移籍した。
FIFAはこの件について、トラブゾンスポルとの契約不履行になると主張。そして、CAS(スポーツ仲裁裁判所)からもFIFAを支持する判決が下ったとのこと。
これによって、彼はUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント対アトレティコ・マドリー戦を含め、今季末までの全試合に出場できなくなる見込みだ。
なお、ドイツ紙『EXPRESS』では、この件についてチャルハノール本人は被害者だとしている。
当時の彼はまだ17歳で、彼の知らないところで父親であるヒュセインがトラブゾンスポルと会談し、10万ユーロ(現レートで1214万円)を受け取っていたという。そして、この一件以降チャルハノールと父親との関係は冷え切ったものになっているとも。