9日に行われた全国高校サッカー選手権大会の決勝で、青森山田(青森)が前橋育英(群馬)を5-0で下し初優勝を飾った。

日本テレビ系列の看板番組でもある同大会は、有名人から一般人にいたるまで垣根を超え、郷土の代表や母校の応援に声を上げるこの時期の風物詩だ。

本日の決勝を前に名門・市立船橋高校サッカー部出身の芸人ワッキーも盛り上がっていたのだが、昨夜、彼にとってある驚愕の事実が発覚したようだ。

ワッキーといえば、ユーザーが彼宛にサッカー選手の画像を貼り、ワッキーが「○○じゃねーよ!」とその選手の名前で返すギャグが定番となっている。

今回はそれを振ったのは、同じ吉本興業の後輩芸人である品川庄司の庄司智春だ。

「あの国見戦でのフリーキックは忘れません! 」

庄司が貼ったのは、知る人ぞ知るアデミール・サントス!

ブラジル生まれの彼は現地で出会った三浦カズの勧めで静岡県の東海大一高へ編入し、高校サッカーで活躍。その後ヤマハを経てJリーグ創成期の清水エスパルスでプレーした。

そんな彼を全国的に有名にしたのが1985年度、第65回大会の決勝戦であろう。

彼はこの大会で得点王に輝き、母校を全国大会初出場・初優勝に導いたのだが、決勝の国見戦で突き刺した先制のフリーキックは、鋭く曲がって落ちる軌道から「バナナシュート」と呼ばれ大きな話題になった。

庄司はその時のフリーキックを「忘れられません!」と、ワッキーに振ったのだ。

時流を読んだ芸人らしい“フリ”であったが、ワッキーは「アデミールサントスじゃねーよ! おまえのサッカーの話は いつも古いんだよ!」と後輩を冷たくあしらった。

しかし、庄司が次に返した言葉にワッキーは驚く。

「僕コレ国立で生で観てたので!」

!!!

筋肉芸人の庄司は、高校時代に野球と水泳をやっていたことで知られている。しかし、高校サッカー界の伝説となっているあの「バナナシュート」を現地で目撃していたというのだ。

庄司との付き合いが長いワッキーにとってもこれは新事実だったようで、「いや生で見てたんかい!あの伝説のフリーキック 生で見てたんかい!」とわざわざ2回繰り返すほど驚いていた。

「いつもの…」とあるように、2人は普段からサッカーの話で盛り上がっているようだ

ちなみに庄司はこのツッコミにも返信しており、小学生の頃は毎年国立でサッカーを観戦していたとのことだ。

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