『The SUN』は、「元スペイン代表MFチャビ・エルナンデスは、中国が深刻な脅威になっていると語った」と報じた。
今冬カルロス・テベス、オスカル、そしてアクセル・ヴィツェルが移籍した中国。さらに数名のビッグプレイヤーが加入すると考えられている。
提示される給与や移籍金も世界最高額を更新しており、その経済力を持ってサッカー界を牽引する存在になりつつある。
チャビ・エルナンデスはその中国について以下のように話し、もはや深刻な脅威と考えなければならないと語った。
チャビ・エルナンデス
「中国について言えば、今非常に深刻なものとして捉える必要がある。
長い間、ヨーロッパは世界トップクラスの選手たちにとって唯一の選択肢となってきた。
中国は、彼らのビジネスの手法を見せているし、ヨーロッパのベストプレイヤーを引きつける経済力を持っていることを示してきた。
すでに彼らは偉大な選手たちを獲得してきた。しかし、これは始まったばかりのようにも見える。
我々はアメリカ・メジャーリーグサッカーに数名のベストプレイヤーが加入したところを見てきた。しかし、それは通常キャリアの終わりを意味するものだった。
中国がやっていることは全く違う。なぜなら、彼らはキャリアのピークにあるトッププレイヤー達を惹きつけているからだ。
彼らが提示できる給料は、ヨーロッパでは対抗できないものだ。そして、中国は最高の選手たちにとっても現実的な行き先になっている。
長い間、彼らはヨーロッパのトップ4~5のリーグでプレーしてきたし、チャンピオンズリーグで戦っていた。
しかし、もし中国が最高の選手と最高のコーチで競争力のあるリーグを作れば、ヨーロッパは世界最高の選択肢として唯一のものではなくなるだろう」