『Marca』は、「フィオレンティーナに所属しているクロアチア代表FWニコラ・カリニッチは、中国への移籍が近づいている」と報じた。
先日から中国のオファーを受けていることが明らかになっていたニコラ・カリニッチ。しかし、フィオレンティーナ側がその4000万ユーロ(およそ48.8億円)と言われるオファーを断っていたという。
しかし、先日アクセル・ヴィツェルを獲得したことで大きな話題になった天津権健の資金力は半端ではなかった。
今回彼らはオファーの額を4500万ユーロ(およそ54.9億円)まで増額したという。これはフィオレンティーナが設定している契約解除条項の5000万ユーロ(およそ61億円)には満たないが、クラブ側はこれを了承したようだ。
ニコラ・カリニッチは昨季セリエAの序盤戦で大きな活躍を見せたストライカーで、EURO2016にも出場した。フィオレンティーナに加入した際の移籍金は550万ユーロ(およそ6.7億円)だったため、およそ8倍の価格で売れることになる。