『Reuters』は、「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、中国の資金力を警戒した」と報じた。

23日、チェルシーはブラジル代表MFオスカルが中国の上海上港に移籍すると発表。違約金は最大で6000万ポンド(およそ85.8億円)、給与は年2000万ポンド(およそ28.6億円)だと言われている。

アーセナルでもアレクシス・サンチェスに対して河北華夏幸福がかなり大きな額のオファーを送っていると言われており、もはや中国の資金力はとどまるところを知らない状況となっている。

これらの動きについてヴェンゲル監督は以下のように話し、自分が日本にいた時もブラジル人選手が多くいたと語るとともに、中国の資金は危険になるかもしれないと示唆した。

アーセン・ヴェンゲル

「オスカルの移籍は、私にとっては驚きだった。しかし、私が日本にいた時も、彼らは多くのブラジル人選手を持っていた。レオナルド、ジョルジーニョ、ドゥンガ。リーグはよく組織されていた。

現時点では、オスカルが移籍したのは彼がプレーしていなかったからだと思う。

中国は彼にチャンスを与えた。大きな強制力を得るため、多くのお金を投資した。それは将来的にプレミアリーグに対しての問題となるかもしれないね」

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手