『The SUN』は「リヴァプールは、ナントに所属しているフランスU-20代表MFアミヌ・ハーリットの獲得を検討している」と報じた。
記事によれば、ハーリットの獲得に動いているのはリヴァプール以外にもPSG、ミラン、インテルなどがあるという。なお、今夏はバイエルン・ミュンヘンが誘っていたとも言われている。
アミヌ・ハーリットは1997年生まれの19歳。かつてPSGのユースにも所属したことがあるが、15歳から所属したナントでプロデビューを果たした選手だ。
ユース時代には非常に大きな期待を受けていた細身のドリブラーで、軽量ながらも圧倒的なテクニックで相手をいなしていく選手である。
『The SUN』は「新しいベナルファ」と呼んでいるが、タイプ的にはもっとキープ+パス寄りの司令塔であり、ゴリゴリ行けるだけの強さはなく、右利きである。ちなみにベナルファはチュニジア系、ハーリットはモロッコとトルコのハーフ。
記事によればリヴァプールの監督を務めているユルゲン・クロップ氏はハーリットのプレーを非常に気に入っており、1月のマーケットで獲得することを検討しているという。
今冬移籍しなかったとしても、ナントは決して経済的に恵まれているクラブではないことを考えれば、夏に向けてハーリットの去就は大きな注目を集めそうだ。