『Mirror』は、リヴァプールに所属しているベルギー代表FWディヴォック・オリギのインタビューを掲載した。
かつて鈴木隆行氏とも同僚だったケニア代表FWマイク・オリギを父に持ち、ヘンクのユースで育ったオリギ。2010年にフランスのリールへ移り、若くしてプロデビューを果たした。
2014年ワールドカップで19歳にしてゴールを決める活躍を見せるなどして評価を一気に高め、リヴァプールと契約。ユルゲン・クロップ監督の下では短い出場時間で結果を残しており、今季は公式戦16試合で6ゴールを決めている。
彼はユース時代にリールへと移籍した時、そしてリヴァプールへの移籍を決めたときのことについて、以下のように話している。
ディヴォック・オリギ
「ヘンクに所属していたとき、僕はU-16の代表チームに招集された。それは素晴らしい年になったんだ。多くのスカウトがやってきて、父親とコンタクトした。
マンチェスター・ユナイテッドが僕と契約しようとしていたと聞いているよ。幾つかのイタリアのクラブ、ドイツのクラブもだ。
僕はリールのトレーニングセンターを訪れた。どれだけ素晴らしいのかとびっくりしたよ。エデン・アザールがどのように成長してきたか、どうやってリーグを勝つビッグプレイヤーになったかを見た。そして、それはとても良いものだったよ。
心の中の自分が言ったんだ。『リールへ行けよ』と。僕は学校から家に帰ったときのことを覚えている。キッチンに座ったら、父が言ったんだ。
『選択はお前のものだ。何がしたい?』と。僕はリールに行くことを決断したよ」
(2014年にリールからリヴァプールへ来たが、バイエルンも接近していた?)
「バイエルンも他のクラブのように関心を持っていたよ。しかし、リヴァプールに来て、その施設を見て、メルウッドを訪問して、ブレンダン・ロジャーズと話した。
リールは放出したがらなかったが、リヴァプールは解決策を見出したがっていた。僕はリヴァプールに来たかったし、プレーしたかった。そして、1年だけローンでリールに残ることになったんだ。
初めてリヴァプールに来た時、僕はすぐ気づいたよ。なんて巨大なクラブなんだとね」