イングランドサッカーのファンならば、リー・トランドルという選手を知っている者もいるかもしれない。
彼は現在40歳。かつて下部リーグ時代のスウォンジー・シティで長くプレーし、そのトリッキーなプレーと得点力で多くのファンに愛された選手だ。
2007年に退団した後はブリストル・シティやリーズ、プレストン・ノース・エンドなどに所属したものの、37歳で現役を引退。古巣スウォンジーの大使とアカデミーコーチを務めることを選択した。
しかし、サッカーへの情熱を失わなかった彼は今季、39歳にして現役に復帰することを選択、ウェールズの3部リーグに所属するリャネッリ・タウンと契約すると、なんとデビュー戦でハットトリック。
さらにその後もゴールを量産し続け、現在は6試合で14ゴール!もはやテレビゲームの世界である。
その技術とアイデアから「魔法使い」と呼ばれたトランドルは、今回クリスマスを記念したチャリティーマッチに出場。日曜日に行われた試合では6ゴールを記録してみせた。
そして、そこで見せたペナルティキックがなんともトリッキー!
@LeeTrundle10 that was naughty mate 😍 pic.twitter.com/OnG4G6AeX1
— Jordan (@JordanWebber96) 2016年12月4日
もちろん親善試合だからこそのPKではあるが、こういうことをやってみようという感覚が往年のトランドルのプレーを導いていたのだろう。