『Le Soir』は、『Football Leaks』によって暴露されたサッカーの極秘情報を掲載した。

そこには様々なサッカーにおけるお金の流れや契約の情報が明かされており、ロベルト・フィルミーノのバイアウト条項やウーゴ・ロリスのボーナス支払い条件が話題になった。

そして、もう一つ驚愕の事実が明らかになったのが、昨年パリ・サンジェルマンから中国へと移籍したアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシの「お金」の問題だ。

加入したのは中国超級リーグに昇格したばかりの河北華夏幸福であるが、ここは中国フォーチュンランドという不動産大手が持っているクラブであり、資金力は非常に豊富。

ラベッシが契約で約束されたのは年1500万ユーロ(およそ18.1億円)、あるいは2年総額で2350万ポンド(およそ33.3億円)などと言われていた。

ところがである。本当のところはそれを遥かに超える大きな額が支払われたようだ。

記事によれば、その給与は23ヶ月の所属で5600万ドル(およそ63.5億円)!これまでの報道を大きく超えるもので、月に換算すると250万ドル(およそ2.8億円)。一ヶ月で3億円!

これを正しいと仮定すれば、世界でも最高クラスの報酬を受け取っている人物の一人ということになる。

それでも、報道ではラベッシ自身が中国のサッカーにもはや情熱を持っておらずヨーロッパに移籍したいと考えている――というものも。

とはいえ、ラベッシはこの契約が終わった時点でも32歳。これだけ大きな契約があってチームを離れるというのは考えにくいことだが…。

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