『All Nigeria Soccer』は、「チェルシーのナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルは、バレンシアから受けた年俸300万ユーロ(およそ3.6億円)のオファーを断った」と報じた。

昨季はフース・ヒディンク監督の下で輝きを見せ、ついに復活を遂げたかと思われたジョン・オビ・ミケル。リオ五輪では多くのトラブルに見舞われたナイジェリア代表チームをキャプテンとして銅メダルに導き、多くの賞賛を得た。

しかし、アントニオ・コンテ新監督が就任したチェルシーでは全く出番が得られる雰囲気がなく、代表監督のゲルノト・ロールから「リオ五輪出場による処罰を受けている」という驚きの発言も飛び出すほど。

現在チェルシーで最も長く所属している選手のひとりになっている彼であるが、この状況を受けてついに来年はチームを離れることを決断したという。

記事によれば、今回彼の獲得に向けてオファーを送ったのはリーガ・エスパニョーラのバレンシアであるとのこと。彼らは年俸300万ユーロという条件を提示していたという。

しかしながら、ジョン・オビ・ミケルが求めているのは少なくとも年俸1000万ユーロ(およそ12.1億円)以上であるとのことで、全く条件に合わなかったようだ。

この金額を出せるのは世界でもおそらく中国の強豪クラブくらいのものであろうと考えられており、1月にもアジアへと移籍する可能性が高まっている。

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