『Mirror』は「解説者のギャリー・ネヴィル氏は、チェルシー対マンチェスター・シティでの乱闘騒ぎを擁護した」と報じた。
3日に行われたチェルシー対マンチェスター・シティの試合は激しいものとなり、危険なタックルから退場者も発生し、それらをきっかけに両チームの選手がもみ合いになる騒ぎも発生した。
アグエロ、D・ルイスへの殺人タックルで一発レッド!これは惨い… https://t.co/dnKwTTamTc
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2016年12月4日
特にセルヒオ・アグエロが見せたダヴィド・ルイスへの激しいタックルは大きな話題になり、もしかしたら4試合もの出場停止が課せられるのではないかとも言われている。
しかし解説者のギャリー・ネヴィル氏は自身のポッドキャストで以下のように話し、そのような情熱については好ましいものだと語った。
ギャリー・ネヴィル(解説者)
「私はアグエロのチャレンジを好きだと言うことはできない。私もできない。
しかし、最終的にあれを『間違いである』と言わなければならないだろうとは思いはするが、ああいうことは嫌いではない。
プレミアリーグはああいうことは嫌いだ。イングランドサッカー協会(FA)も嫌いだろう。
おそらくそこには処罰が下るはずだ。罰金、そして出場停止。しかし、私は退屈も嫌いだ。
選手は着ているシャツへの誇りと情熱を、チームメイトを守らなければならない。ああいうタックルがある時は、チームメイトを奮起させて、それから他の選手も奮起させることを期待しているのだ。
おそらく、私はこれを言うべきではないんだろう。この与えられた立場(解説者)を愛しているからね。しかし、これは考えさせられるものだ。私は明日も同じことを言うだろう。
そうだ。プレミアリーグには世界中にブランドイメージを広げている。しかし、その一方で『忠誠心と情熱が欠如している』ともいつも聞いている。さて君はどっちを見たんだ?
我々が昔の衝突について話すと、それらはまるで神話のように扱われる。人々は言う。『アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドがトンネル内でぶつかったのを覚えているか?』と。
それらの瞬間がサッカーを偉大なものにした。世界には十分に試合が流れている。しかし、家に帰ると『あの試合はファンタスティックだったな』と思う。私はあれを思い出すだろう」