3日、Jリーグチャンピオンシップの第2戦、浦和レッズ対鹿島アントラーズの試合が行われた。
カシマスタジアムでの第1戦は0-1で浦和が勝利。
このため、浦和はホームでの第2戦で仮に0-1で敗れても優勝が決まるという有利な状況であった(アグリゲートスコア、アウェイゴール数ともに並んだ場合は年間順位の上位チームが優勝)。
試合は早々に動く。
7分、スローインから高木俊幸が上手く抜け出し右サイドを駆け上がると…
興梠慎三が見事なボレーを突き刺し浦和が先制!
試合はこの後も浦和がチャンスを掴み優位に進めるのだが、前半終了間際に鹿島がワンチャンスを活かす。
40分、最終ラインからのロングフィードに遠藤康が上手く抜け出しクロスを送ると、ファーサイドで待っていた金崎夢生がヘディングでゴール!
これでアグリゲートスコアは1-2で浦和のリード。
しかし、「あと1点を逆転優勝」という立場にある鹿島はここから勢いに乗り、ついにその瞬間を迎える。
【#JリーグCS 浦和vs鹿島】#鹿島アントラーズ 逆転!
エース #金崎夢生 PKを冷静に決める!
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— Jリーグ (@J_League) 2016年12月3日
79分、鈴木優麿が獲得したPKを金崎が成功し、鹿島が逆転!
この後浦和は猛攻を仕掛けるもゴールを奪えず、アウェイゴールルール(アグリゲートスコア2-2)により鹿島がJ1優勝を果たした。
鹿島のJ1制覇は2009年以来7年ぶり8回目。年間順位で3位となりながらも、Jリーグ史に残る大逆転劇でJ1のタイトルを手にした。
鹿島は24日、天皇杯の準々決勝でサンフレッチェ広島と対戦する。