クリスタル・パレスのアカデミーで育ち、2013年にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍したウィルフリード・ザハ。

イングランドには数少ないタイプのウィンガーで、またぎフェイントを多様するドリブルと遊び心のあるプレーが特徴的だ。

現在は古巣のクリスタル・パレスに戻ってプレーしているザハはU-19やU-21イングランド代表経験があり、2012年にはA代表デビューを飾っている。

そんなザハが、このほど代表チームの国籍変更を行うようだ。英国各紙が伝えている。

記事によれば、ザハが新たにプレーすることになる代表チームは…コートジボワール!

ザハはコートジボワールのアビジャンに生まれ、4歳の時にロンドンへ移り住んだ。そうした経緯がありザハはコートジボワール代表としてもプレーする権利を持っているようだ。

FIFAのルールでは、国際Aマッチの出場歴があったとしてもそれが公式戦でない場合に限り、多重国籍選手は一度だけプレーするA代表チームを選択し直すことができる。

ザハはイングランド代表として2試合に出場しているが、これらはいずれも国際親善試合。そのため国籍変更を認められる可能性が高いようだ。

コートジボワールは来年1月に予定されているアフリカネイションズカップに出場予定であり、本大会ではコンゴ民主共和国、モロッコ、トーゴと同組になっている。

ザハはクリスタル・パレスでここまで12試合に出場しており、チームの中心選手である。仮にザハがコートジボワール代表に選ばれればクリスタル・パレスにとって痛手となるはずだ。

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