先週末、サンダーランドとのアウェイゲームに臨んだハル・シティは、3-0という厳しい結果に終わってしまった。ランキングでも18位と降格圏内に沈んでおり、際どい状況が続いている。
しかしその一方で、この試合では大きな話題も一つ生まれた。1999年生まれの左サイドバック、ジョッシュ・タイモンがスタメンで起用されたのだ。
イングランドU-17代表でプレーしている彼はハル・シティの下部組織で育った生え抜きで、昨季FAカップでプロデビューを果たしていた。
そして今回ついにプレミアリーグで、しかもスタメンでデビューという素晴らしいチャンスを手に入れたのである。アーセナルやエヴァートンからも注目されていたという彼は68分までプレーし、ベンチに退いている。本人はあまりパフォーマンスに満足していないようだが、夢が叶ったとツイートした。
Result didn't define our first half performance today! But personally it was a dream come true to make my premier league debut for @HullCity
— JT (@JoshuaTymon) 2016年11月19日
そして話題になったのは、彼の給与の額である。『The SUN』の記者チャーリー・ワイアット氏によれば、なんと週給150ポンド!
Josh Tymon made his Premier League debut for Hull today - yet earns £150 a week..think the club may need to review their pay structure...
— Charlie Wyett (@CharlieWyett) 2016年11月19日
日本円に直せばわずか2万円ほど。もはや放課後のアルバイト程度である・・・。