『Sport1』は「マンチェスター・ユナイテッドは、バスティアン・シュヴァインシュタイガーを放出するために1100万ユーロ(およそ12.6億円)を拠出する準備がある」と報じた。
2014年にバイエルン・ミュンヘンからマンチェスター・ユナイテッドへとやってきたバスティアン・シュヴァインシュタイガー。
かつての恩師であるルイス・ファン・ハールの下に集った形ではあったが、初めてのイングランドで結果を残すことが出来ず、指揮官も解任された。
ジョゼ・モウリーニョ監督が就任した今季は更に出番を失っており、一時はロッカールームすらもトップチームに用意されていなかったという。先日は練習に合流したと伝えられたが、まだ復帰までには至っていない。
彼の移籍金は900万ユーロ(およそ10.3億円)と比較的安い取引での加入だったが、その代わり給与が高額で、3年間で総額1800万ユーロ(およそ20.7億円)、あるいは1380万ポンド(およそ18.2億円)という内容になっているという。
マンチェスター・ユナイテッドはそれを全額支払うことに難色を示しており、なんと1100万ユーロを支出してシュヴァインシュタイガーの契約を買い取ることもやぶさかではないという。
しかし、シュヴァインシュタイガー側は以前給与が全額支払われない限り退団しない意向であるとも伝えられていた。
この両者の関係は最終的にどのような結末を迎えるのか。ジョゼ・モウリーニョ監督には、シュヴァインシュタイガーを使ってみてほしいという声も届いているはずだが・・・。