今夏ローラン・ブラン監督との契約を終了し、ウナイ・エメリ新監督を迎えたパリ・サンジェルマン。

ズラタン・イブラヒモヴィッチやダヴィド・ルイスら、中心的な存在になっていた選手もチームを離れ、その体制は一変した。

リーグ・アンを4連覇するなど圧倒的な力を見せてきたクラブであるが、今のところその力を発揮するには至っていない。

10試合を終えて6勝2分け2敗。ニースとモナコの後塵を拝しており、度々所属選手に移籍の噂が流れる状態にある。

先日は『France Football』が「アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが環境に馴染めずにいる」と伝えており、その不調が心配されている。

そして先日行われたマルセイユとのフランスダービーも0-0で引き分け。その中で59分に途中交代となったマルコ・ヴェッラッティの行動も話題になっている。

ブレーズ・マテュイディと代わったヴェッラッティはベンチで以下のように叫んだ。

「僕が悪かったのか?彼は、僕が悪いと言っているのか?」

欧州でのタイトルを獲得するために招聘された監督のウナイ・エメリであるが、少なくとも選手から全面的に信頼されている状況ではないようだ。

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