かつてマンチェスター・ユナイテッドに所属していたブラジル人ツインズのファビオとラファエウ。

現在マンチェスターを離れた2人はそれぞれミドルズブラとリヨンでプレーしている。そのうち弟であるラファエルの話題を、『sportwitness』が『L’Equipe』からの情報として伝えていた。

2015年8月にリヨンへとやってきたラファエウだが、翌月にハムストリングを故障。10月中旬までプレーできなかった。

その時、彼は首脳陣のもとへ直接出向き、給料を支払わないでくれと頼んだという。プレーできない間の給与を拒否したのだ。

だが、実際にそうすると違法となってしまうために、彼とクラブはあるプランを考え出した。それは給料をリヨン財団に寄付し、善き行いに使ってもらうというものだった。

ラファエウ(リヨンDF)

「自分はプレーしたいし、そうすることで給料を得たい。でも(当時は)プレーできていなかった。

子供たちのために使ってもらってハッピーだった。でも僕自身のためにもいいことだったよ」

ラファエウが寄付した給料は、入院中の子供たちが選手と試合日にコミュニケーションをとるための電子機器の購入に充てられたとのこと。

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