サッカー選手にとって、背番号「10」は特別なナンバーだ。

『背番号「10」の系譜』というこのシリーズでは、特定のクラブチームで10番を背負ったレジェンドたちを順番に紹介していく。

なお、紹介するのは現在から遡って6人目までの選手。今回はPSG編だ。

ヴィカシュ・ドラソー(MF)

【PSGでの背番号の変遷】
#10:2005 - 2007年

インド系モーリシャス人の両親を持つ元フランス代表MF。豊富な運動量とアジリティ、果敢なドリブル突破を武器にリヨンで活躍し、チームのリーグ優勝に貢献した。その後、ミランに引き抜かれるも結果を残せず、移籍したPSGで背番号10を手渡される。引退後は大学に通い経済を学んだほか、2006年ワールドカップの内情を暴露する映画を撮影するなどマルチに活動している。

【次ページ】ドラソーの後の10番は?