EURO2016で初出場ながらベスト4に進出したウェールズ代表。

次なる目標は、1958年大会以来となるワールドカップ出場だ。

そんなウェールズ代表は今回のワールドカップ予選でセルビアやアイルランドと同じグループDに入っており、第1節ではモルドバに4-0と快勝。

6日、アウェイでオーストリアと対戦したのだが、逆転ゴールはこんな形だった。


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1-1で迎えた45分、自陣でスローインを獲得したウェールズはこの位置からロングスロー。

これをサム・ヴォークスがフリックしゴール前でジェームズ・チェスターが頭で合わせるも、このシュートはGKローベルト・アルマーに弾かれる。しかしこれがケヴィン・ヴィマーに当たり、ボールはそのままゴールラインを割った。

勝ち越しのゴールを演出したのは、ギャレス・ベイルの“腕”だった。

雨が降っていたこともあり、ユニフォームでしっかりと拭ってボールを投げたベイル。

実はロングスローの使い手であり、これまでにもクラシコなどの大一番で投げた経験を持つ。

ベイルは183cmとまずまずの上背で、ヘディングもそれなりに強い。そのため中に置いておくという選択肢もあるはずなのだが、ウェールズ代表でも積極的にロングスローを行っているようだ。

デラップなどと比較すると速度はまだまだだが、飛距離はなかなかである。

結局この後マルコ・アルナウトヴィッチにゴールを許し、試合は2-2で終了。ウェールズは次節、ホームでジョージアと対戦する。

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