イングランドのカップ戦で起きた早すぎるGKの交代劇が話題になっている。

EFLトロフィー(英3部と4部のチームで争われるカップ戦)のブラッドフォード対ベリー戦でそれは起きた。なんどブラッドフォードは開始わずか2分でGKを交代させたのだ。

負傷による交代ではない。ではナゼなのか…。『Mirror』などがその理由を伝えている。

それによれば、EFLトロフィーにはあるレギュレーションがある。それはトップチームの選手を少なくとも5人は起用しなくてはならないというものだ。出場数が最も多い選手か直近の試合でプレーした選手、もしくは次のリーグ戦で起用する予定の選手を少なくとも5人は起用しなくてはならないという。いわゆるベストメンバー規定のようなものだ。

この試合で2分だけピッチにいたのは正GKコリン・ドイルで、代わって投入されたのは第2GKロウフェン・ザテルマイアー。ブラッドフォードとしては控えGKにプレータイムを与えるために止む無くこういった措置をとったようだ。

交代枠を2分で使ったブラッドフォードだが、それでも2-1で勝利。ただアシスタントコーチのケニー・ブラックは「彼(ドイル)はひどい45秒を過ごしたと思うね」と話していたという。

なお、このルールは今季から新たに制定されたというが、ファンからは大不評。多くのサポーターがEFLトロフィーの試合をボイコットする事態になっているそう。

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