インターナショナルマッチウィークが明けて迎えた先週末のJ1セカンドステージ、第11節。

ここまで18戦未勝利であった名古屋グランパスはアウェイでアルビレックス新潟に0-1と勝利し、大きな話題となった。

名古屋の白星は今年5月4日に行われたファーストステージの第10節以来のこと。

この時名古屋はホームで横浜F・マリノスに3-1と勝利しているが、勝ち点3をあげるのは実に129日ぶりのことである。

何をやっても結果が出ない――。

ここ18試合の名古屋は泥沼の状態にあり、名古屋の選手たちは勝利という結果を何よりも欲していたはずだ。前節のFC東京戦ではあと一歩のところで同点弾を許しており、それだけこの日の試合にかける思いも強かったはず。

それだけに、タイムアップのホイッスルを耳にした瞬間の選手たちの様子は胸に迫るものがあった。

田中マルクス闘莉王が胸で落としたボールを楢崎正剛がキャッチし笛が鳴ると、選手たちは歓喜!

なかにはピッチ上に倒れ込む選手もおり、まるで優勝を決めたかのように感情を爆発させたのだ。

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