プレミアリーグ第4節、リヴァプールとレスターが対戦。メインスタンドの拡張工事が完了したアンフィールドでの一戦は、4-1でリヴァプールに軍配が上がった。

昨季王者レスターが奪った唯一のゴールは、ジェイミー・ヴァーディが決めたものだった。

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GKシモン・ミニョレからのゴールキックを受けたルーカス・レイヴァがコントロールミス。焦って蹴り出したボールをヴァーディが蹴り込むという形だった。デヤン・ロヴレンの負傷欠場もあり、急遽CBとして起用されたルーカスだったが、痛恨のミスに思わずうなだれていた…。

この場面では岡崎慎司はいいラッシュを見せていたのだが、あのハワード・ウェブから物言いがあったようだ。2014年に審判業から引退したウェブは、現在『BT Sport』で解説をしている。

その彼が、岡崎のプレーによりこのゴールは無効にされるべきだったと述べたという。『Balls.ie』や『90min』などが伝えている。

問題となるのは、競技規則16条に記されているゴールキックに関するルールだ。JFAのPDFでは、こう明記されている。

第16条 ゴールキック

• ボールは静止していなければならず、ゴールエリア内の任意の地点から守備側チームの競技者によって蹴られる。

• ボールは、ペナルティーエリア外に出たときにインプレーとなる。

• 相手競技者は、ボールがインプレーになるまで、ペナルティーエリアの外にいる。

ボールがペナルティーエリア外に出たときにインプレーとなり、それまで相手選手はエリアの外にいる必要がある。

ミニョレが蹴るまではエリア外にいた岡崎。だが、ボールがルーカスに渡る前に確かにエリア内に入っていた(ヴァーディはルーカスが触れてからエリア内へ)。

よってゴールは取り消されるべきだった。だが、試合を裁いたクレイグ・ポーソンら審判団からはお咎めなしという結果。そこにウェブは言及したようだ。

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