1日、ルワンダサッカー連盟は「2017年アフリカネイションズカップ予選のガーナ戦に向け、チームは前日の午後に出発すると発表した」と報じた。

来年1月に開催が予定されているアフリカネイションズカップ。それに向けた予選はすでに佳境を迎えており、16カ国中9カ国の出場はすでに決まっている。

グループHで首位に立っているガーナもその一つで、最終節のルワンダ戦は勝っても負けても結果に何の影響ももたらさない試合だ。

そのため、ガーナのスポーツ大臣は「この試合に国外組の選手は必要ない」として代表チームにメンバーの変更を要求するとともに、航空券を発行しないという手段に訴えたと報じられた。

最終的には選手が自ら航空券を調達し、さらに怪我で離脱中のアンドレ・アユーが自腹を切れない選手たちを援助するなどして、なんとかメンバーが集ったとのことである。

しかしガーナも厳しい状況であれば、アウェイゲームを戦うルワンダもどうやら大変なようだ。同国サッカー連盟は木曜日、突然このようなツイートを行った。

本来ルワンダは木曜日に出発し、土曜日の試合に備える予定となっていた。しかし、理由は何も書かれていないものの、出発が金曜日の午後2時まで伸びたというのだ。

アフリカは広いため、ルワンダの首都キガリから会場のアクラまではおよそ6時間30分の行程となる。

ということは、到着は試合前日の夜8時半……ルワンダも2位だがすでに敗退が決定しているため、この試合は消化するだけのもの。両者とも、なんともアフリカらしい消化ぶりである。

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